「この質問、ChatGPTとClaudeどっちが上手く答えるんだろう?」——AIを日常的に使っていると、複数のAIに同じプロンプトを投げて回答を比べたくなる場面が頻繁にあります。翻訳の自然さ、コードの正確さ、要約の切り口は、モデルによってはっきり差が出るからです。
ところが実際にやろうとすると、タブを4つ開いて、同じ文章を4回貼り付けて、4回送信ボタンを押すことになります。海外のフォーラムでも「Send one prompt to ChatGPT, Claude, Copilot, and Gemini at once(1つのプロンプトを全部に一度に送りたい)」という要望が繰り返し投稿されていますが、既存の解決策はブラウザ拡張機能のインストールが必要なものがほとんどでした。
拡張機能なしで実現する仕組み
複数AI同時送信ツールは、各AIサービスが持つ「URLパラメータでプロンプトを渡す」機能を利用します。たとえば ChatGPT は chatgpt.com/?q=質問文 のようなURLで開くと、入力欄に質問文が入った状態で立ち上がります。
このツールにプロンプトを1回書いて「まとめて開く」を押すと、選択したAIが新しいタブで一斉に開き、それぞれの入力欄にプロンプトが自動で入ります。あとは各タブで送信するだけ。対応サービスは次の通りです。
| サービス | プロンプト自動入力 |
|---|---|
| ChatGPT | ○ |
| Claude | ○ |
| Microsoft Copilot | ○ |
| Perplexity | ○ |
| Grok | ○ |
| Google 検索 AIモード | ○ |
| Gemini | ×(自動コピー済みを貼り付け) |
Gemini はURLでのプロンプト受け渡しに対応していないため、ツール側でプロンプトを自動的にクリップボードへコピーします。開いたタブに貼り付けるだけで済みます。
使い方のコツ
- プロンプトを入力し、比較したいAIにチェックを入れる(選択は次回も記憶されます)
- 「選択したAIをまとめて開く」を押す
- 初回はブラウザがポップアップをブロックすることがあります。アドレスバーの通知から「許可」にすると、以後は全タブが一度に開きます
よく使うプロンプトは「最近のプロンプト」履歴からワンクリックで呼び出せます。履歴はお使いのブラウザ内にのみ保存され、当サイトのサーバーには送信されません。
こんな使い方に
- モデル比較: 同じ翻訳・要約・コーディング課題への回答品質を横並びで確認
- ブレスト: 企画案やネーミング案を複数AIから一気に集める
- ファクトチェック: 1つのAIの回答を他のAIの回答と突き合わせる
各AIの利用には各サービスのアカウントが必要です(ツール自体は登録不要・無料)。