「試験日と学習範囲を入れると、毎日のミッションに分解してくれて、先延ばしを防ぐ仕組みがあるアプリが欲しい」。学習管理アプリのアイデアとして、こうした声が繰り返し出てきます。「夜に勉強を続けようとしてもうまくいかず、先延ばし防止アプリを探している」という投稿もありました。
勉強が続かない原因は、たいてい意志の弱さではありません。今日やる量が決まっていないからです。「単語帳1900語、問題集240問、教科書60ページ、試験まで30日」と並べられても、今日どこまでやれば「予定どおり」なのかがわからない。わからないから始められず、始められないまま1日が終わる。
範囲を書くと、今日の分が決まる
試験日逆算 学習プランナーは、試験日と範囲を入れるだけで、試験前日までの学習日に範囲を均等に日割りするツールです。
範囲は1行に1つ、数量を添えて書きます。
英単語ターゲット1900 1900語
文法問題集 240問
教科書 p.120-180
過去問 6回分
模試の復習
すると毎日のミッションは「英単語 64語 + 文法 8問 + 教科書 p.120〜122 + 数学 10問」のように、全部の範囲を少しずつ並行して進める形で出てきます。1冊ずつ順番に終わらせる配分だと、最初の教材で息切れしたときに残りの教材に手も付けられないまま試験日を迎えるので、並行配分にしています。
「過去問 6回分」のような回数ものは期間に等間隔で置かれ、「模試の復習」のように数量のない行は1回分として1日に置かれます。「教科書 p.120-180」のようにページ範囲で書けば、ミッションも「p.126〜128」と実際のページ番号で出ます。
サボった翌日に「2倍」にならない
学習計画が崩れる典型は、1日サボると翌日の分が2倍、翌々日は3倍になり、計画表を見るのが嫌になって放置、というものです。
このプランナーでは、期日を過ぎて未完了のミッションが溜まると「今日から再配分する」ボタンが出ます。押すと、まだ終わっていない範囲だけを今日以降の学習日に均し直します。「昨日までの分」という借金は消え、今日の分が少し増えるだけ。3日空けたなら、再配分すれば毎日の量が1〜2割増える程度で、また「予定どおり」に戻れます。
再配分は何度でもできます。「一度崩れたら終わり」にしないことが、続けるための最重要ポイントだと考えています。
今日の分だけを見る
「今日のミッション」タブには今日の分だけを大きく表示し、チェックを付けて進めます。全部終えると「今日の分 完了」と出て、連続達成日数が伸びます。
進捗バーには「終えた量の割合」に「経過日数の割合」を重ねているので、いま遅れているのか先行しているのかが一目でわかります。全日程タブでは、試験日までの毎日を一覧で確認できます。
休みの曜日と総復習期間
部活・仕事・習い事で勉強できない曜日は外して日割りできます。
また、試験直前には範囲を進めない「総復習」の日を確保します(標準で学習日の約15%、最大7日)。「範囲は終わったが、間違えた所を見直す時間が無かった」を防ぐため、計画の段階で復習の日を取っておきます。
データの扱い
プランと完了記録は localStorage に保存され、この端末のブラウザの中だけにあります。サーバーには何も送信されず、アカウント登録も要りません。計測しているのは「プランを作った回数」と「範囲の行数・日数」だけで、試験名や範囲の内容は含みません。
制限事項
- 端末間の同期・通知機能はありません。決まった時間に勉強を始める通知が欲しい場合は、完了するまで再通知し続けるリマインダーと組み合わせてください
- 日割りは量の均等配分で、単元ごとの難易度は考慮しません。難しい範囲は行を分けて数量を多めに書くと、実質的に重みを付けられます
- 試験日を変えたり範囲の書き方を変えて作り直すと、変わった行の完了記録はリセットされます(同じ書き方の行は引き継がれます)
「今日はここまで」が決まっているだけで、机に向かうまでの時間はかなり短くなります。試験が決まった日に、まず範囲を書き出してみてください。